シアトルで戦前の日本が残る場所。国宝「パナマホテル」
いきなりですが、「あの日、パナマホテルで」っていう小説読んだことはあります?私はないけど、、、その小説の舞台がシアトルにあるようです。
シアトルに行くまで、全く聞いたことがなかったパナマホテル。日本人として少し恥ずかしいような、、、知れて良かったような、、、。
パナマホテルとは。
むかーしむかし、第二次世界大戦よりも前に、日本人がシアトルに移住し、日本街を作っていました。現在はInternational District となり、チャイニーズタウン?っという感じですが、、、道路の標識などは、英語、中国語と日本語の表記されています。そのエリアにパナマホテルはあります。1910年に建てられ、多くの日本人移民者、労働者を受け入れてたそうです。そして銭湯もあったそうな!
第二次世界大戦の途中、大統領のフランクリンルーズベルトが、日本人を強制収容する命令を出し、日本人たちは日本街を出ていかなければならなかったそうです。その時に日本人たちが置いていかなければならなかった所持品たちをパナマホテルが保管したそうです。そして1985年、Jan Johnson さんがホテルを買い取り、昔のパナマホテルの姿を復元し、かつて日本人たちが置いていったものを公開しているようです。
パナマホテルは、2006年にアメリカの歴史的建造物に指定され、2015年に全米で60個しかないアメリカの国宝に指定されました!!スゲー!!
(wikipediaからの情報がほとんどです)
いまのパナマホテル
1階はカフェスペースになっています。たくさんのティーがあり、和菓子も少し置いてありました(私がいった時は、桜餅があったかな、私はあんこが嫌いなので食べず、、、)他にも、抹茶のクッキーなどもありました。
壁には、むかしの日本街の様子がわかる写真たちや、新聞が。また、日本人たちの置いていった日本人形や、小物なども飾られています。戦前に日本人たちがここに住んでいたのだ、と改めて感じるとともに、こうやって日本の歴史が大切に保存されているってことに感動、、、。
カフェ全体は、落ち着いていて、数人のお客さんがくつろいでいたり、ミーティングのようなものをしていたり、、、観光スポットという感じはなく、地域に根付いた素敵なローカルカフェという感じでした。
もちろんホテルに宿泊することができるようです!!
所在地; 605 S Main St, Seattle, WA 98104
なんか結構真面目に感想とか書いてしまったな、、、笑
ではこの辺で、See you soon! Thank you!!