金とリンゴで大繁盛!サンディエゴのある街、ジュリアン。
先週末、サンディエゴにあるジュリアンって街にいってきました。アップルパイで超超超有名な街です。
お気付きの通り、今はグランドサークルの旅ブログ真っ最ですが、今日は一旦中断して、タイムリーなホカホカの話をします!
◯目次◯
ジュリアンの歴史、シェリー風昔話。
ジュリアンはサンディエゴの北東にあり、車で1時間ちょい、ロサンゼルスから南東に2時間半の小さな小さな街。カリフォルニアの史跡(Historical Landmark)に指定されています。現在、ジュリアンでやることと言えば、①アップルパイを食べる。②ゴールドラッシュ時代のツアーにでる。③お土産をかう。くらいなので半日もあれば楽しめます。
歴史をめっちゃ雑にまとめてみました↓ 興味ない人はすっ飛ばして!
ときはアメリカ南北戦争(1860-1865年くらい)まで遡ります。
アメリカ南北戦争後、ジョージア州(東の方)の退役軍人たちが「あ〜お金ほしい〜、なんかないかな〜」って希望を胸に、アメリカ西部の方へ出てきました。
その退役軍人のうちの2人、ドルゥー(Drue)とマイク(Mike)が、今のジュリアンがある土地のあたりに牧草地を見つけたんですね〜。
そして、そこにいた黒人の牛飼い奴隷、フレッド(Fred)がキラリと光る金の岩を見つけちゃった!!
「金があるぞー!!」ってアメリカンドリームを追い求めた男たちとその家族がジュリアンに押しかけ、南カリフォルニア唯一のゴールドラッシュの町として、ジュリアンは栄えていきます。
でも、いつまでも「掘れば金が出てくる」なんて話あるわけない。
ゴールドラッシュは10年たらずで終息します。
それでも、夢ある開拓者たちは諦めない。農作を始め、そこで気づいたんです。
「リンゴめっちゃ育つやん!」
リンゴをそのまま売るだけではなく、リンゴをアップルジュースに、そしてアップルパイに形を変え、ゴールドラッシュの街ではなくアップルパイの街として繁栄させていきました。めでたしめでたし。
もっと学びたい方はこちら!
アップルパイオススメの店3選
①Julian Pie Company
こちらは一番人気といっても過言ではない、王道のお店。1986年創業で、大のアップルパイ作り好きの母親に育てられた創業者が、アップルパイの店を立ち上げるという、ファミリービジネスのお手本のような店。”ザ・アメリカのママのアップルパイ” が食べられます!
ジュリアンのダウンタウンと、少し離れたところに計2店舗あります。写真はダウンタウンの方。
オススメはNatural Apple Pie!砂糖を加えていないリンゴ本来の自然の甘さ。日本人にはぴったり〜アイスクリームを添えて。サンディエゴのスーパーなどで、冷凍のものを買うことができますが、焼きたては違う!!
お土産用にApple Pocket (アップルポケット)というパイも購入しました。
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②Mom's
こちらも上記と並ぶ人気店で、1981年創業の老舗です。
保存料を使用しないパイを押してます(=砂糖が多いってことかも!?)。
そして、何と言っても種類の多さが特徴!アップルパイだけでなく、苺、ブルーベリー、ブラックベリー、ルバーブ(酸っぱい野菜)、ピーカン、チョコ、その他にもたっくさん!
家に帰る頃には、ぐちゃぐちゃになってたので写真はないけど、Original Apple Pie (オリジナルアップルパイ)とRhubarb (ルバーブ)のパイを持ち帰りました。ルバーブはかなり酸味が強めなので、「甘いのが苦手な人にはちょうどいい!」とオススメされたけど、イマイチ(笑)オリジナルの方はとっても美味しかった〜!!
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③Julian Cafe & Bakery
こちらは、アップルパイ屋さん兼レストラン。店内での飲食も可能ですが、テイクアウト用の窓口もあるので、パイを持ち帰りできます。
ここで、迫力満点のチキンと、アップルパイ(これまたアイス付き!)をいただきました。どんな食うねん!!って感じやけど、甘い、しょっぱい、甘い、しょっぱいの組み合わせは永遠にイケる。(帰宅後、胸焼けで撃沈。クレジットカードをこの店に忘れてさらに撃沈。)
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以上3店舗のうち、私のお気に入りはMom'sのアップルパイ。旦那さんのお気に入りはJulian Cafe & Bakeryのパイでした〜全部美味しいけどね!
ここで豆知識!だいたいどのお店も共通ですが、アップルパイの上の部分の生地を選択できます。Flaky (薄いクッキー生地みたいな)か、Crumble(クランブル)です。この記事にある写真のアップルパイはFlakyで、こっちの方が甘さ控えめ。Crumbleは美味しいけど、大量の砂糖でできてるのでかなり甘いです〜!
150年前に逆戻り!?ゴールドマイニングツアー
Eagle Mining (イーグルマイニング)というダウンタウンから車で5分ほど離れたところにゴールドラッシュ時代に実際に使用されていた機械、洞窟を探検できるツアーがあります。
こちらが150年前から変わらない金発掘のための洞窟↓
過去の開拓者たちがどうやって金を見つけて、手に入れていたのか、興味深い!
砂から金を見つける体験↓
みんなフレンドリーだし、ロマン感じる経験で最高に楽しかった!!ただ、鉱石には詳しくないから、英語が頭に入ってこなかったな(笑)
ツアーはだいたい1時間以下で、不定期(人数を見て適当に)開催されてるので、とにかく行けば参加できます。もしくは先に電話するのもいいかも!
ツアー料金は大人1人$10。(子供ももちろん参加できるけど、値段忘れちゃった)
公式のWebは潰れているので、Googleマップで来てね〜!っ受付のおばちゃんが言ってたので、お気をつけください。
一応所在地はこちら:2320 C St, Julian, CA 92036
絶対行くべきお土産やさん
①The Warm Hearth
とにかくお洒落で可愛いお土産が揃う店。Julianと関係ない雑貨もあるけど、どれも可愛すぎて全部欲しくなる〜!!Mom’sのすぐ横のお店です。
店内は思った以上に広いので、ゆっくり見てみてください
オフィシャルサイトはこちら!
②Julian Cider Hill
Mom'sのすぐ近く、Julian Cafe & Bakeryの向かい側にあるお店。
はちみつ、ジャム、ソース、ドライフルーツなどなど、オリジナルの商品がずらっと!見てるだけで楽しくなる〜!!
以下のものを購入しました。瓶のものはまだ食べてないんですが、めっちゃ美味しそう!!
ドライアップルは、好き嫌いが分かれる味でした(笑)
Julianのダウンタウンは本当に小さくて、300メートルくらいの道にズラーっとお店が並んでいるだけ。地図がなくても迷子にならないような場所ですが、小さいところに観光客が集まるので、少し混雑してます。
私たちはアップルパイ屋さんの開店する9時には到着するように行きましたが、週末なので、すでに列が。昼12時の時点では入店するのに45分待ちくらい。なので、朝早めに行くがいいかもしれませんね〜!
冬はかなり寒く雪が降る場所ですが、私たちのいった10月上旬はまだまだ30度超えの夏日。雪が降る前に行くことをオススメします。
Julianは観光業で成り立っている街なので、コロナは大打撃だろうな〜と思い、たくさん出資してきました〜(笑)
では今日はこの辺で!See you soon! Thank you!!