あなたもMiiRが欲しくなる。魅力的ブランドストーリー。
いきなりですが、MiiRってご存知ですか?
このロゴを見ていただくと、あ〜!なんか見たことある!って思う方もいられるんじゃないでしょうか?
MiiRは、写真にあるようなステンレスタンブラーやコーヒーカップを主に売っている会社です。2010年設立で結構新しく、シアトルをベースにしています。
この記事はPRでもないし、私はMiiR回し者でもなんでもないんですが、人に伝えずにはいられないくらい魅力的すぎる会社なので、ご紹介したいと思います!
(魅了されすぎた私は、先月のESLのクラスで、MiiRについて10分間のプレゼンしました。)
もしタンブラーとか買おうと思っておられる方がいれば、ぜひMiiRから購入いただきたいです!(笑)
では早速本題へ移りましょ〜
MiiRの魅力
We exsit to empower people for a better future.
がMiiRのブランドコンセプトです。
タンブラーを売るだけじゃなくて、そのビジネスをツールとして、良い未来のために人々を支援する。という感じでしょうか。
非営利団体とプロジェクトを立ち上げ、MiiRの年内収益売の3%をそのプロジェクトに寄付しているようです。
MiiRはこれを「Product to Project」 と呼んでます。
「商品の売り上げをプロジェクトに。」ってことですかねぇ。
そのプロジェクトの中でMiiRが大切にしているのが以下の3つです。
- Clean Water "綺麗な水"
- Healthy Environment "健康な大地"
- Strong Community "人と人との繋がり"
例えば、ウガンダで貧しい人々に水を届けるための井戸を作ったり、ネパールやバングラディシュで水の配給と衛生教育を行ったり、黒人女性の社会進出を支援したり、、、プロジェクトの数は全部で71個、26カ国、寄付額は$1.5ミリオンにも及びます。
ここまでで、MiiRがどれだけ社会貢献に力を入れてるかお分かりでしょうか!
(熱くなってきたシェリー!!)
ここで、さらに面白いのがGive Codeと言われるものです。
全てのMiiR商品の裏面(底)には、Give Codeというのがついています。
例えば、これが私のMiiRのGive Codeです。
このGive CodeをMiiRのウェブサイトで登録します。
そうすると、自分の購入した商品の売り上げが、どのプロジェクトに寄付されたか知ることができます。
そのプロジェクトの問題、またそれにどうアプローチしているのか、何人の人が関わっているのかなど、詳細を見れます。
会社とプロジェクトだけじゃなく、客も一緒に参加している。そんな気持ちになります。
さらに、MiiRはビジネスとして、Bコーポレーションという認定を受けています。
Bコーポレーションは、
Redefine success in business.
(ビジネスにおける成功を再定義すること)
を目的に、お金を儲けるだけのビジネスではなく、社会や人々、環境に貢献する会社に与えられるものです。大きい会社だと、Patagonia(パタゴニア)やBen&Jerry's(アイスクリーム屋さん)などがBコーポレーションです。
審査はかなり厳しいらしく、日本で認定されている会社はほぼありません。確か、ヨーグルトのダノンが2020年に認証取得したと発表していたような。
ちなみに、日本での認知度もほぼありません(悲しい)
詳しくはぜひこちらの記事を読んでみてください:)
MiiR創業者、ブライアンのはなし
さてここで、MiiR創業者、ブライアンの”MiiR創業の動機”がなかなか印象的だったので、いつも通りシェリー流にざっくりご紹介します。
では、始まり始まり。。。
以前、ブライアンは映像制作系の仕事をしてました。
2006年、ある撮影するために、山の中をスキーしていました。器具などを持っているので、もちろんスキースティックなど持たずに滑っていたようです。
そのスキー中にある事故が起こります。
ブライアンは木にぶつかり、彼の太腿の骨は真っ二つに。
人間、太腿の骨が折れた場合、太い血管からの大量出血で10分以内に死に至ります。
ブライアンはこのことを知っていました。
そんな危機的状況の中、彼は考えます。
「僕のお葬式で、周りの人々は、僕のことをどう思い出すだろうか」
友達たちは、僕のことを面白いやつだったと思い出すかもしれないけど、僕が人々に素晴らしい影響を与えたり、貢献したりする良いやつだったと思い出す人は一人もいないだろう。。。
そう思った彼は、自分の生き方や人生を振り返ります。そして、幸いにも生き延びたブライアンは、この事故をきっかけにMiiRを作り上げていきます。
この事故だけではなく、彼の祖父から受け継いだGive精神もMiiR設立に大きく関わっているようです。彼の祖父は、自営業を行なっていました。祖父の会社は大きくなり、その売り上げの一部を地域の人々のために貢献していました。それを見て育ったブライアンは、尊敬する祖父の寛容な精神をMiiRのコンセプトに取り入れたようです。
と、ざっくりこんな感じです。
死ぬか生きるかの時に、よく自分の葬式のことを考えられたな!と驚きますが、案外、死に際って冷静になるもんなんでしょうかね。
正直、なぜステンレスタンブラーを売ることになったのかは、明らかではありませんが、「人、地域に貢献する会社を作る!」という理念は、この事故と祖父がきっかけのようです。
さて、長々とした記事になりましたが、MiiRの魅力(と、シェリーの熱意)伝わりました!?
ブランドストーリーだけでなく、商品としてもめちゃくちゃクオリティーが高いので、本当にオススメです!
いろんなブランドやカフェとコラボレーションしているので、お気に入りの1つが見つかると嬉しいですね。ちなみに私は、Patagonia x MiiR のコラボ商品を使っています。コーヒーやお茶をずっと温かいまま飲めるので、我が家では毎日大活躍!使っているうちに、だんだん愛着が湧いてきて、息子みたいな気分です(笑)
それに、一個あれば、ペットボトルや使い捨てカップ、ストローを使わなく済むので、環境に優しいですよね。
最後に。
私たち個人では、ウガンダやバングラデシュに行って水を提供したりすることはできないし、環境のために木を植えたりすることはできない。でも、こうやって社会に貢献する会社を選ぶことで、私たちも何か地球や人にいい影響を与えることができるんじゃないかなぁって思います。"関係ない、そんなのできない"ではなく、自分にできることを見つけられるようにしたいもんですね〜!!
では、お付き合いありがとうございました。
今日はこの辺で、See you soon! Thank you!!