I'm シェリー。

好奇心旺盛なアメリカ駐在妻

駐在妻の異文化適応過程と私のヨガジャーニー。

Hi シェリーです。

 

前回の記事に書ききれなかった、ヨガジャーニーについて、駐在妻の異文化適応過程を交えながら語ります。

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本題に移る前に、臨床心理士の原田舞香さんの「駐在妻の異文化適応過程」の記事で学んだ、駐在妻が新しい地で適応していく4つの過程を紹介させてください。

  1. ネムーン期:移住したての頃で心機一転、ワクワクドキドキ。
  2. ショック期:ハンネムーン期から現実へ。失望、辛い、寂しい、、、。
  3. 適応期:移住から半年〜1年後の、安定してきた頃。新しい目標や友達ができたり。
  4. リ・エントリー期:本帰国。もう少しいたかった、寂しい。。。

駐在妻で記事を読んでくださっている方、「今私この辺だわ〜」ってのがあるんじゃないでしょうか。ちなみに私は今、適応期にいると信じてます(笑) 

 

この異文化適応過程を頭に入れつつ、読んでもらえると嬉しいです。

 

アメリカでヨガに出会うまで

2年前に渡米した私。

アメリカに来てすぐの1,2週間は、何もかもが新鮮で、なんだか旅行気分!ってな感じで、不安は勿論ありつつも、ワクワクした気持ち過ごしてました。The ハネムーン期!!

 

ところが、だんだん時が経つごとに、「旅行じゃなくて移住なんだ」という現実味が増して、ドロドロのマイナス思考に。

友達も家族もいない、仕事もない、英語も喋れない、スーパーに行くのも怖い。

夜が眠れない。やる気が起きない。寝ても起きても涙が止まらない。訳もないのに涙が出る。

Google先生で「駐在妻 うつ」で調べ、ネットでうつ診断テストをしては「プチうつ」の結果に落胆する毎日。

どんどんとマイナス思考の沼に引き込まれていき、孤独感、存在意義とアイデンティティーの喪失と、導かれるようにショック期に突入。。。。(旦那さんには多大なる迷惑をおかけしました)

 

ヨガジャーニーの始まり

ありがたいことに、このショック期に出会ったのが、日本人のヨガの先生でした。この出会いが私のヨガジャーニの発端。日本でもヨガは少しやっていましたが、特に真剣ではなく、偏頭痛が治ればな〜と思ってゆるくやっていた程度です。

 

アメリカではヨガは1クラス$15くらい。収入のない私にとって、毎週ヨガのクラスへ通うことは金銭的にできませんでした。でも、スタジオに行けば居場所がある、人と関われる、辛いことを忘れられる瞬間がある、そんな小さなことが私にとって大きな救いでした。

当時の私にとって、ヨガはカウンセラーみたいな、精神安定剤的な感じでした。いい運動になった、体が柔らかくなった、などの身体的な効果よりも、心の安寧を得る精神的効果の方が格段に大きかった。

 

具体的に良かった点を述べると、

①社会的行動と孤独の軽減

とにかく家から出る!誰かに会う!そんなことが必要でした。クラスでは、超はつらつポジティブエネルギーみなぎる日本人の方がいて、一気に心がパーっと明るくなりました。同じような駐在妻さんとも出会ったり、さらに皆さんにランチに誘ってもらったりして、孤独感を忘れることができたことが大きかった。


②ヨガによるマインドフルネスの効果
マインドフルネスとは、

”Paying attention, on purpose, in this moment, non-judgmentally”

Jon Kabat-Zinn

 です。評価や判断をせず、、今この瞬間、ありのままの状態に全ての意識を向けること。悩みや心配事など負の感情を拭い去って、今生きていることに、マットの上にいることに集中する。

この頃の私にとって「ヨガの時間、ポーズ、呼吸、体の感覚に全ての意識を集める」ことが、ドロドロのマイナス思考の渦を一旦鎮めて、うつ的な状態を軽減してくれたんじゃないかって思ってます。

 

そんなこんなで、毎回クラスを受けられるわけではないので、Youtubeを駆使しながら毎日たとえ20分でもヨガをしたりして、精神的な効果を大いに感じながら、どんどんヨガにはまっていきました。(下にオススメのヨガyoutube 貼ってます)

 

精神的に一番変わったことといえば、だんだん完璧主義者の私が完璧じゃなくてもいいと思えるようになったこと。完璧じゃない部分も私だから、I'm perfectly me!! と思うようになった。(どう訳していいのか分からないけど)

 

いい意味でアメリカ生活に諦めがつくようになり、気づけば、駐在妻の異文化適応期過程のショック期を脱出し、適応期へ。

 

 ヨガティーチャーへ

そしてアメリカでヨガを始めて1年が経ったころ、日本人の先生は憧れになっていて、ヨガをもっと深く知りたい、私が助けられたようなヨガのベネフィットを広めたい。そんな思いがどんどん強くなって、ヨガティーチャーの道へ進みました。

 

ヨガティーチャートレー二ングでは、今まで全く知らなかった自分が恥ずかしくなるくらい、たっくさんのことを学びました。でも、ふかーーーくながーーいヨガの歴史。まだまだヨガについては勉強中です。今はまた新しいことでヨガを学んでいるので、これからどんな知識が自分についていくのか楽しみです。

 

 

駐在妻だけでなく、駐在員の方も。また、駐在とは全く関係ない読んでくださっている方も、ぜひぜひぜひヨガやってみてほしいな〜と心の底から思います。体が硬い、運動不足、太っている、、、そんなことは関係なく、きっとあなたにはあなたのヨガがあるはずです。(またこりゃ偉そうに)

 

今回も長い記事読んでいただきありがとうございました。

ではでは、この辺で!See you soon! Thank you!!